SDRをある程度操作して感じる事をまとめてみます
*これら内容について測定器が無く
自分が思う事を含む為、鵜呑みにしないように。
RTL2832U
ワンセグチューナでのSDR
利点
- 安い(900〜2000円)
- リアルタイムに1MHz〜2MHz程度を一度にグラフィカルに見れる
未知なる電波の解析に便利) - 小型
- 付属ソフトでワンセグが見れる
- FMラジオが聞ける
難点
- 販売時期により、チップが変更され未対応になる可能性がある
- SDRソフトにより性能が変化する
- アンテナコネクタが各品違う
- インピーダンスが無線の同軸ケーブルと違う可能性がある(無線50Ω TV75Ω)
- ソフトウェア処理のため、ノートパソコンでは動作が厳しい
(不動例 XP PenM1.6GHz/vista AMD1.6GHz 2コア/win7 セレロンDC1.2GHz) - 受信バンド近辺に強い電波があると信号が押される
- チップの発熱が酷いのに熱対策が全然されていない設計(前後の日記にて説明)
- 場合により周波数ズレがある(調節が必要)
- 周波数により受信が出来ない場合がある?(下部の「チューナ相性?」へ)
*詳細については次回以降のまとめにて。
難点が多く感じるが、値段が安いという事で全てが許容範囲内では?
この値段でバンドを確認出来るなんて、今までは夢物語でしたし。
図 利点1 難点6・8
周波数本 色々な受信を試したい人には便利
チューナの比較
感度 E4000>FC0012
安さ FC0012他>E4000
使いやすさ FC0012他>>E4000
購入しやすさ FC0012他>>>E4000
DS-DT305 チューナFC0012
SDR# SHARPにてExtIO 受信範囲は数値が数MHz〜GHzまで制限なく動作するので不明
目的の周波数に移動しても受信が出来ない場合
簡易確認方法として、目的の周波数を受信した後、FM放送等、確実に信号がある場所に戻り
受信出来るか確認する。(受信X=チューナ・ソフトの限界 受信〇=受信可能性あり)
LT-DT306はチューナFC0013との報告例あり
海外 チューナE4000
本物であるか保障出来ない
周波数を変動させるとエラーが出る(不具合?偽物? 下部「チューナの相性?」へ)
SDR# SHARPにて受信範囲(実際に受信出来るかは別)
ExtIO
RTL tuner=e4k
55.830880 MHz−974.358874 MHz
1.310855 GHz−1.898331 GHz
RTL tuner=e4000
?−2.146811 GHz
チューナの相性?
以下のように、チューナの性能かソフトの不具合か分かりませんが
周波数により違いが出ます
DS-DT305 チューナFC0012 信号X
E4000 受信〇
E4000 周波数移動時のエラー例(修正ファイル適用)
エラーが出るとUSB抜き差しが必要
アンテナについて
TVやFMラジオ近辺であれば、家庭のTVコネクタに繋げば
受信出来ると思います。
ただ、何か別の電波(中継・防災・航空等)を受信したい場合は
通常、家庭用のブースターや分配機ではフィルターされている場合が濃厚の為
変換コネクターを準備し、無線用のアンテナと同軸・コネクターが必要になります。
その際には、インピーダンスの乱れや想定されていない使い方の為
変換コネクターが入手出来ず、自力で加工する必要が出てきます。
2重変換であればあります
yahooオークションや秋葉原の通販で探したほうが楽かもしれません?