IODATAの1TBポータブルHDDが壊れたと言う依頼が来ました。
まずは外見から
ん?
USBコネクタが有り得ない事になってます。
カタカタと音もしますので外れてますね。
では、早速分解
クセがありますが、パカっと開けて
USBコネクターがもげてます
そして、コネクターがポロっと落ちました。
本来なら、この様に固定されているハズです。
この設計、コネクタと基板の組み合わせの強度が余り宜しくないです。
てこの原理で簡単にコネクタが基板から外れやすい。
HDDは東芝製ですね。
MQ01ABD100
まずは、HDDの状態を確認したいのでケースから分離させます。
ネジは使用されておらず、爪で固定されている状態です。
ケース。シンプル。
HDDを調査し、HDD自体は問題が無い状態でした。
今回は予算の都合上、コネクタ部を修理し再利用する事に。
基板とコネクタを調べます。
基板側はUSB3.0拡張部分のパターンが剥がれています。
USB2.0側のピンは生きてましたのでUSB2.0専用とします。
ピンを綺麗に並び直し
ハンダします。
組み立て直し。
これでUSB2.0専用として継続利用が可能になりました。