Wi-Fi中継機WEX-733D
今回は、実際に試しての感想についてです。
Wi-Fi電波について
理想はこのように無線ルーターから離れた距離にある
場所で利用出来る事です。
理想のイメージ。
実際には・・・
このWi-Fi中継機は小型でアクセスポイントより電波強度的にも弱い感じがあります。
その影響であまりアクセスポイントから離れ、電波が悪い場所に置きにくく、Wi-Fi中継きと無線アクセスポイントとの距離が近くなってしまい
アクセスポイントに近い距離に端末があった場合でも、中継機に繋がる場合が多くなってしまいました。
個人宅ではここまでしなくても良いとは思いますが
やはり、中継機を利用するより、アクセスポイントを有線で繋ぎ複数準備した方が安定すると感じました。
〇お風呂場やトイレ等、電波を遮りやすい場所のピンポイントで利用する
〇Wi-Fi接続先を手動で切り替えをする
等を行えば普通に使える感じです。
通信の品質について
電波の強さ以外に、パケットが目的地まで届くまでの時間(レイテンシ)も重要です。
テストとして、以下の画像のようにルーターへ各方法を利用し、pingを飛ばした結果。
(0msに近い程良い結果になります)
〇有線にて直接繋いだ場合
1ms以下で安定しています。
〇5GHzでのアクセスポイントからルータへ
3ms程度に収まっています。
〇5GHzでの中継機経由
バラバラですが、10ms以内と言う所ですね。
〇2.4GHzでのアクセスポイントからルータへ
おまけですが、2.4GHzでの結果です。
他にもアクセスポイントがあり、混信している可能性があり
結果に大幅な変化がありました。
10msは0.01秒ですので通常の利用では問題ないと思います。
他、気になる点
〇ネットワークが不安定な時、問題がアクセスポイント側か中継機どちらか問題か判断が難しい。
(管理画面にて判断する事は可能ですが多少面倒。)
〇管理画面が有線・Wi-Fi側どちらでも表示が可能
(家庭用であればセキュリティ的にそこまで問題は無い?)