先日見に行ったIT津梁まつり2018ですが、気になる点をまとめました
その1 Pepper展示の多さ
「ここまで普及しているのか」と驚きと
他にロボットを展示していたのが日立位
その2 無線ネットワーク混雑
無料で手軽に使える無線ネットワークのWi-Fi
今回、各ブースでは機器類との通信にWi-Fiを利用し
チャンネルが多々重なってしまい安定していない状況でした
現地にて簡易測定実施
2.4GHz帯
酷い状態です。チャンネルが重なり合い電波の奪い合い状態。
5GHz帯
2.4GHzに比べて余裕があるように見えますが
それでもチャンネルが重なってしまっている状態
~解説~
*A,B,Cは各チャンネルです
AとBはチャンネルは違いますが重なっている部分があり
干渉している状態です。
Cは同じチャンネルで複数の通信が行われている状態で、これも干渉しています。
会場近辺には那覇空港や各種レーダー施設が存在し、5GHzのWi-Fiと干渉してしまい
チャンネルに余裕がある5GHz帯も制限される可能性が高い状態です
2.4GHz帯はWi-Fi以外にもBluetoothやその他通信にも使われているISMバンドなので、上記グラフ以外でも使われている可能性が高いです
電波干渉で映像無線中継を諦め、有線に切り替えたビデオカメラ
ドローン飛行体験のコントロールは2.4GHz帯を使われている可能性が高い
無線は目に見えず、例え干渉してしまってもCSMA/CAにより使用不能にまでは陥らないので気付きにくいです
電波は有限を実感した会場でした
その3 沖縄へのIT関連企業数
2013年まではコールセンターが増加傾向でしたが
2014年以降、落ち着いたようにグラフでは見えます
コールセンターは雇用条件が悪く短期での離職率が高い、辞めた後も本人がダメージを負い続けてしまう
それ以外の情報サービス業、ソフトウェア開発業等、専門性の高い仕事に今後期待したい所です