HP ProLiant DL160 G6(LO100)

今回から、HP ProLiant DL160 G6の機能について紹介したいと思います。

サーバーなので、通常のパソコンでは出来ない事が可能です。

HP Lights-Out 100 (LO100)と言う機能が当機種には搭載され
遠隔で当サーバーを操作する事が可能です。

HP ProLinat サーバー – iLO (Integrated Lights-Out) 搭載一覧表

機種により機能の違があります。
更に、拡張ライセンスもあるようです。

 

HP Lights-Out 100 (LO100) – IPアドレスの設定手順

メーカーの設定手順です。

 

では、まずはその機能を使う為の設定をしましょう。

操作はブラウザやTelnetを使う為、IPアドレスを設定します。

つづく>>

サーバーの電源を入れ、HPのロゴが出た所で「F10」キーを押します。

RAIDカード等が認識後、BIOS画面に入れます。

 

160807hp_ipmi

Advanced>IPMI Configurationを選択

 

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Set LAN Configurationを選択

 

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BMC LAN ConfigurationをDHCPから

 

160807hp_ipmi4

DHCPだと変動する恐れがあるので
Staticに変えてIPアドレスを固定させます。

一般的にCurrent Gateway Addressはルータのアドレスを入力するといいです。

他の機器と衝突を避けるため、IPアドレス第4オクテットを100以上にすると
一般家庭なら衝突はしないと思います。

BMC Telnet Service Telnetサービスの利用可否
BMC Ping Response ping(ICMP)に対して応答するか。私はDisabled(OFF)にしました。
BMC HTTP Service Enabledでブラウザで管理可能に。今回は下記操作をする為にEnabled。

 

160807hp_ipmi5

この項目はNICを管理機能とOSを共有する場合は「Shared」にします。

 

上記で設定したIPアドレスをブラウザに入れ、IDとパスワードをadminで入ると
この画面になります。

160807hp_ipmi6
Summary

型番等が分かります。


160807hp_ipmi7

Virtual Power

ここが管理機能の肝。

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電源を入れたり落としたり、リセットが可能。
電源がOFFの状態でも管理画面を開き電源を入れられる!

UIDの項目で機器の確認ランプを点灯可能!

160807hp_ipmi12

秒や分、常にon等にすると

 

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右のオレンジランプは電源OFF中サイン。

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本体前面、背面のUIDランプを光らせ
技術員に操作する機器を遠隔で案内・・なんて事が出来るぞ!


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Monitoring Sensors

電圧や温度が分かる。


160807hp_ipmi10

 

System Event Log

エラー等が分かる。この写真だとFAN5に異常が出ています。

他にも項目がありますが、今回は割愛します。

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