今回から、HP ProLiant DL160 G6の機能について紹介したいと思います。
サーバーなので、通常のパソコンでは出来ない事が可能です。
HP Lights-Out 100 (LO100)と言う機能が当機種には搭載され
遠隔で当サーバーを操作する事が可能です。
HP ProLinat サーバー – iLO (Integrated Lights-Out) 搭載一覧表
機種により機能の違があります。
更に、拡張ライセンスもあるようです。
HP Lights-Out 100 (LO100) – IPアドレスの設定手順
メーカーの設定手順です。
では、まずはその機能を使う為の設定をしましょう。
操作はブラウザやTelnetを使う為、IPアドレスを設定します。
つづく>>
サーバーの電源を入れ、HPのロゴが出た所で「F10」キーを押します。
RAIDカード等が認識後、BIOS画面に入れます。
Advanced>IPMI Configurationを選択
Set LAN Configurationを選択
BMC LAN ConfigurationをDHCPから
DHCPだと変動する恐れがあるので
Staticに変えてIPアドレスを固定させます。
一般的にCurrent Gateway Addressはルータのアドレスを入力するといいです。
他の機器と衝突を避けるため、IPアドレス第4オクテットを100以上にすると
一般家庭なら衝突はしないと思います。
BMC Telnet Service Telnetサービスの利用可否
BMC Ping Response ping(ICMP)に対して応答するか。私はDisabled(OFF)にしました。
BMC HTTP Service Enabledでブラウザで管理可能に。今回は下記操作をする為にEnabled。
この項目はNICを管理機能とOSを共有する場合は「Shared」にします。
上記で設定したIPアドレスをブラウザに入れ、IDとパスワードをadminで入ると
この画面になります。
型番等が分かります。
Virtual Power
ここが管理機能の肝。
電源を入れたり落としたり、リセットが可能。
電源がOFFの状態でも管理画面を開き電源を入れられる!
UIDの項目で機器の確認ランプを点灯可能!
秒や分、常にon等にすると
右のオレンジランプは電源OFF中サイン。
本体前面、背面のUIDランプを光らせ
技術員に操作する機器を遠隔で案内・・なんて事が出来るぞ!
Monitoring Sensors
電圧や温度が分かる。
System Event Log
エラー等が分かる。この写真だとFAN5に異常が出ています。
他にも項目がありますが、今回は割愛します。